■概要 本装置は、ライン上におけるフィルムシートのヘーズ値を監視するシステムです。標準イルミナントD65と標準分光視感効率の組合せに相当する分光特性の測光器で、フィルムシートのヘーズ値を連続的に計測監視します。長期安定性に優れたダブルビーム方式の採用により、信頼性の高い監視体制を構築する事が出来ます。受光方式には積分球を使用せずに、0°(平行光線)受光とその近傍の拡散光線を受光し演算する方式を採用する事により安定性の高いモニタリングが可能です。
■非接触によるヘーズ値測定 本来ヘーズ値は、積分球を使った拡散光線透過率を求める事が必要でした。しかし積分球装置では試料を密着させる必要があり、オンライン連続測定では不可能です。
■機差値を*小限に管理 高機能フィルムの製造現場では、同一工場で多種類の機能フィルムを生産することが想定されます。そこで生産監視も複数必要になります。弊社は複数台でも安心してご使用頂けるよう測定値機差を*小限に抑えております。
■設置メリット ・プラスチック・光学フィルム・ガラスなどのオンラインヘーズ管理 ・サンプリング費用の節約 ・ヘーズ値