光学用ダイクロイック偏光フィルムを光学硝子や石英など光学特性が優れた基板の間に挟み込んで接合しています。 POLAX-38Sは、“透過率はより高く、性能指数である消光比はより大きく ”といった偏光板の理想を追求することにより開発された可視光線域用偏光板です。 薄膜型直線偏光子の弱点である“青漏れ現象”は、偏光板の単体透過率が高くなるにつれて、その青漏れの光量も多くなる傾向にあります。これまでは、偏光板の単体透過率を優先すると、高い消光比が得られにくくなるという点が、偏光板選択時におけるひとつの課題であったといえます。POLAX-38Sは透過率38%に対して104の消光比を持った優れた偏光板です。