LSC-5000Bは、水晶板やガラスなどの透明体内部の脈理や表面の研磨ムラなどを可視化する装置です。視野が約φ45mmあり、ローパスフィルター用の水晶板、ブルーフィルターの検査に*適です。 専用ソフトウェア「ClearBack」が付属されます。観察画像の背景には淡い斑模様が存在します。これは搭載しているレンズ等の光学素子の表面研磨に由来するもので、観察の妨げになっています。「ClearBack」は、背景を明瞭にして、検査を容易にします。 屈折率変化の可視化装置にはシュリーレン法という観察方法がありますが、LSC-5000Bの観察方法はシャドウグラフ法となります。ナイフエッジで発生する干渉によって、像がボケることを回避しました。