ホイールアライメント計測システムは、変位計WAD-1Bと専用の測定器 WAM-1Aから構成されます。走行中におけるタイヤが路面から受ける直交3方向の荷重とその回りの3つのモーメントを測定する車軸6分力荷重計に取付けることにより、同時にホイールセンタの3方向変位量の他、ステアリング角、キャンバー角も測定できます。測定結果は車載可能な測定器によりリアルタイムで電圧出力されます。専用のホイールアライメント測定器 WAM-1AはパソコンとUSB接続で設定から測定までおこないます。*大4台までを同時にコントロールできます。コントロールソフトウェアWAM-701Aが標準付属になっています。電圧出力は別売のマルチレコーダTMR-200でも対応しているので表示ユニットTMR-281で波形をモニタできます。
ホイールアライメント変位計WAD-1Bはホイールアライメント測定器WAM-1Aと組み合わせて、走行時におけるホイールセンタのX軸、Y軸、Z軸の各変位およびステアリング角、キャンバー角の変化を測定します。車体上の不動点にホイールアライメント変位計を取付け、変位計の先端をホイール(車軸6分力荷重計SLW)の頭部に連結し、その動きに追従させます。ホイールの動きに対応したリンクの角度変化をロータリエンコーダにより計測します。ホイールアライメント測定器WAM-1Aにより変位および角度をリアルタイムで電圧出力します。また、車軸6分力荷重計(SLW)の基準位置を常時一定に保つために必要なスリップリング支持装置の機能も備えています。
本測定器はアライメント変位計(WAD-1B)と組み合わせて、走行時におけるホイールセンターのX軸、Y軸、Z軸の各変位および、ステアリング角、キャンバー角を測定します。測定結果はリアルタイムで電圧出力されます。コントロールソフトウェアWAM-701Aが標準付属になっています。